第1回バリアフリー映画体験上映会

 〜音声ガイドと字幕の入った映画をみんなで楽しもう〜

<開催日程>
日時:平成20年11月29日(土)午後1時30分〜午後5時
場所:青梅市福祉センター2階 第1〜第3集会室
会場:入場無料・予約なし先着順(定員:90名)
主催:パソボラ青梅

解夏(げげ)

あらすじ

 小学校の教師をしている主人公の隆行(大沢たかお)が、ある日突然目の不調を感じる。眼科医をしている友人のクリニックで検査を受ける。ベーチェット病と診断され、いずれ失明の可能性が高いと知らされる。隆行は、結婚の約束をしていた恋人(石田ゆり子)がモンゴルへ行っている間に、仕事を辞め別れも告げずに長崎の実家へ帰ってしまう・・
 "解夏”とは、修行僧が雨期の始まりから終わりまで寺で行(ぎょう)をし、その行のあける日のことを言う。隆行が視力を失うまでの苦悩と葛藤、そして恋人との心の交流を丁寧に描いていきます。さだまさしのメロディーに乗せて、坂の街長崎の美しい風景が写し出されます。

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初めてのバリアフリー上映会を終えて・・

 無事、バリアフリー映画上映会が開催され、初回とは 思えない来場者数、映画内容、会場設置、段取りだったと思います。 事前の準備打合せや、リハーサルとメンバーみんなで進めてきた 成果のたまものではないかと思いました。 私は後ろの席で見ていて、いろんな意味でとても感動しました。

上映前ご挨拶の様子
概要
・来場者数:一般来場者62名、パソボラ参加者協力者21名、合計83名
・『解夏』のチラシ 32団体、個人へ配布
・上映会の流れ
 開会→古矢さん挨拶→社協会長から一言→「解夏」上映→伴さん挨拶→閉会
・募金:8100円
・他ボランティアからのご協力
  手話サポート :青梅市手話サークル(菊川様)
  車椅子サポート:青梅ボランティアの会(金田様)

 上映会が終わった後、お茶、お菓子を飲食しながら会員以外の関係者も含む交流会があり、 会話も弾みとてもいいコミュニケーションの機会になったと思います。

  1. 解夏について
  2. PRについて
  3. 映画上映方法、会場について
  4. その他

 ・・・あの後ある会合に行きましたところ、知人からパソボラ青梅は、いい仕事してますね。 と誉められました・・・会員のみなさま、ごくろうさまでした。有難うございました。
[生方・伴]

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スクリーンを囲んで背後からの写真

検証

 バリアフリー体験上映会は望外の大成功でしたね。 いまだかつてないですよ、70名を越える人が来てくれたイベントなんて。 そして、来場者の満足度も高かったと思いますよ、根拠はたいしてありませんが、そういう雰囲気を感じました。 なぜ上手くいったのか、少し検証しておきましょう。

 まぁとにかく良いことだらけのイベントでした。是非またやりたいですね。[松永]

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感想など

映画会場の様子

■  本音は大変疲れました。でも古矢さんの発案で時間こそ掛かりましたが、今回その実現に漕ぎ着けた事は、 生方様をはじめとして、大勢の方からご協力が有った故です。これは大変な事で、大いに胸を張れます。 社協の吉川会長も、びっくりして、この様な素晴らしい映画会に感心されていました。
 エピソードを二つお伝えいたします。

  1. 私の友人に案内状をだしました。友人が聖明園の岩田さんを連れて来場、非常に感動されました。 見に良かった。
  2. ふうせんの会、すざきさんから、イチゴを寄付して頂きました(ごちそうさまでした)。 映画を見て感動の余り初めから涙を流し続けました。是非ともこの様な企画を切望せれていました。
    [小澤]

■  大変多くの方がお見えになり、本当に良かったと思います。生方様、小澤様、番様、 松永様その他多くの会員の努力の結晶だったと思います。 反省会でもいろいろご意見が出ましたが、今後の活動の参考にしていきたいですね。 長い期間にわたって、いろいろ準備をしていただいた会員の皆様に、一人の鑑賞者として感謝申し上げます。 パソボラメンバーの力量をあらためて知った思いです。[古矢]

■  あの映画は私にとってダブって見えた部分もあって終わって、暗かったから良かったものの終わった後、 涙を人に見られたら恥しかった思います。  それはいま私は何処へ行くのも酸素ボンベは欠かせませんが、時間当たりの酸素の消費量が少しずつ増えています。 消費量が増えれば外出時間が当然制約されます。当初は日帰りで箱根当たりまでは1本のボンベで充分でしたが 今はチョットです。何時になるか解らないけど外出が出来なくなる時が来るでしょう。 [高村]

■  映画上映会、たいへん盛況で、素晴らしかったですね。 この日までに、着々と準備をされてきた成果だと思います。 松永さんのメールで、みなさんの力が結集して成功に結び付いたのだと知りました。 みなさま、ほんとうにお疲れ様でした。
 何もお手伝いできなかったのに、楽しく参加だけさせていただき、申し訳ない気持です。 次回、図書館の場所を借りることができたら、もっと大掛かりなイベントになるかもしれませんね。
 私の感想は、 「解夏」という映画は、少し内容が重いのでは、と思いました。 映画を見ながら、「実際に中途で目に障害を持たれた方には、辛い内容ではないか」と、感じたのです。 私の思い込みかもしれませんが・・・。 次回の映画は、もう少し楽しいものがいいかな。 字幕の関係で、なかなかよいタイトルがないかもしれないけど。 時々DVDをレンタルするので、次回の上演に向けて、よい映画を探してみます。 松永さん「会きっての美女3人・・・」という言葉に、俄然やる気がでましたよっ! [清水]

■  バリアフリー映画会へ参加させていただきありがとうございました。 会場には何とも言えぬ温かなぬくもりがありました。
 上映に至るまでには、いろいろな準備をされ、この日を迎えたことが、ひしひしと感じられました。 携わっていただいたみなさまに本当に感謝いたします。
 会場では、カーテンの隙間から外の光が漏れないように、 テーブルや段ボールを使って目張りがされていました。これがあるのと無いのでは、 画面の見やすさがだいぶ違ったと思います。またイスの並べ方も、 間隔も狭すぎず広すぎずちょうど良い具合でした。
 受付には、カフェ、パソボラ、映画の案内のパンフレットのセットを用意してくだり、あとは笑顔でお迎えするばかり。  来てくださった来場者の方もすぐには、帰らずに興奮気味に感想をお話していたことが成功の証かな・・ 来年もまた みんなで楽しみたいです。 [三上]

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パソコンボランティア青梅 - 作成日2008/12/11 -