データベース(DB)学習会
「ところでDBってどうして、デービーって読むのかしら?」
『当たり前じゃない。データベースの略だよ』
「だったら、デーべーじゃない?」
『はぁ?・・頭文字のDBをとってアルファベットで読むんだよ』
「ふーん。でもそれなら、ディービーって読まないかな〜?」
『・・・!?』
〜 修了証を作ろう 〜
今回は「体験教室参加者に、修了証を渡したい」という想いで、
DBを使った修了証の作り方勉強会が行われました。学習会は2回行われ、企画は生方さんによるものです。
- <第一回学習会>
- 日 時:平成18年03月26日(日)13:00〜17:00
- 場 所:青梅市社会福祉協議会2F ボランティアルーム
- 講 師:松永
- 参加者:会員9名
- <第二回学習会>
- 日 時:平成18年05月14日(日)13:00〜17:00
- 場 所:青梅市社会福祉協議会2F 第二研修室
- 講 師:松永
- 参加者:会員3名
DB体験教室
DBソフトには、代表的なものとして次のようなものがあります。オラクル・デービー2
・アクセス・ファイルメーカーなどです。今回は、ファイルメーカーを使ってDBを体験しました。
この講習会では、テキストは有りません。それぞれ持ち込んだパソコンにファイルメーカーの評価版をインストールして、講師の指示に従って操作しました。
第一回講習の流れ
- データーベースの簡単な説明
- 修了証をデータベースでつくるのはなぜ
サンプルを見れば分かるとおり、楽しくて自由で面白いのです。
- データベースって何
DBとは、情報を管理(入力・更新・検索など)と、利用するための仕組みのこと。
私たちは普段知らず知らずのうちに使っています。
- 何に使われている
- 情報をかたまりとして管理したり利用したりするところでは必ず使われいます。
- 大規模なものの例:戸籍台帳
- 中規模なものの例:社員名簿
- 小規模なものの例:年賀状住所録
- ワープロや表計算と何が違う
データ(情報)がレイアウトや文字飾りなどから完全に独立していることが決定的な違いです。
- データーベースで作った修了証のサンプルを表示(左上図参照)
- サンプルの内容の説明
- 実習:3人ぐらいのグループに分かれ、講師の指示に従って進めました。
- データベースの定義(左下図参照)
- 仮の受講者名、写真、サポーター、講師、日付などの情報を入力
- 修了証のレイアウトを作成
- 先ほどの受講者名などを表示し修了証を完成
*修了証の完成イメージとデータベースの内部定義
第二回講習の流れ
前回はデータベースソフトについて概略と基本動作を学習しました。
今回は講師の松永さんが、ほぼ完成したものを用意、
それを基に復習をおり交ぜながら作り方を学びました。
- 修了証に記載される各項目
- 定義の意味を復習
- 項目の追加、削除
- 必須項目未入力時の警告設定
- 定義した項目を修了証レイアウトに追加、不要な項目の削除
- 実習
これらを学びながらできた修了証データベースを使い下記手順で実際に
修了証を作ってみました。
(1) 参加者名、開催回数を手入力
(2) コースをリストから選択
(3) サポーター名を仮インプット
(4) 写真を指定
- 実感した事
Wordを使った場合に発生する文字、写真の置き換え作業、文字調整、
受講者毎のファイル保存、等の作業が発生せず、
一度体験すれば短時間で、誰でも使えそうだということを実感しました。
また、(1)〜(4)により登録したデータは一覧として残るため後で受講者
確認等台帳機能も持つことを確認しました。
- 実際の修了証書作成手順
今回の講習会受講生3人で使い方をおさらいしました。下記手順を実演確認し、今後誰でも作成できるようにしていきます。
(1) 受講者情報を事前にデータベースに反映
(2) 第一回の体験教室時に写真撮影
(3) 写真データをパソコンに取り込む
(4) データベース編集
(5) プリントアウト
講習後に寄せられた感想
- 多くの方が参加され松永さん講師のもとデータベース学習会
第1回目が開催されました。
はじめは、修了証を作ることが目的であることは理解していても、そもそも
「データベースソフトってどんなものなのだろう?」という会話も多く、いつも
の講習会とはちょっと違ったスタートでした。
前半は、松永さんが今回のために事前に作っていただいた「修了証」見本の
操作を通して、データベースソフトの概要について説明していただきました。
まだこの時点では理解しつつも、私を含め皆さんの中にもやもや感があったか
と思います。
後半は、各自のパソコンにファイルメーカ体験版をインストールしました。
「修了証」を実際に作りながら、データ作成の流れ、動作の意味、設定などを行い
、特徴や有効性について学習しました。
この時点で前半のもやもや感はだいぶ無くなって、相当難しいけどその分
かなり面白く、便利そうなソフトだということを実感してきました。
現場で体験した成果を皆さんにお伝えしたいのですが、まだ作成途中で操作
してもらうまでには至っていません。第2回・・を開催して、まずその
レベルになればと思っています。
後半での「修了証」作成体験は、数グループに分かれて行ないました。
各グループともファイルメーカを学びつつも、松永さんにとってはトラブル
メーカ(?)となって、予期せぬ事態をあちこちで引き起こしました。
笑いの中、相当手を煩わせてしまったかと思います。でもおかげさまでデータ
ベースソフトについてもっと知りたいという興味が出て、最後には
「また次回もやりたい!」と声が上がる有意義な学習会となりました。
[企画:生方]
- データベースの学習会、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。ファ
イルメーカーとは良く聞きますが、実際どの様なソフトなのか知りませんでし
た。今回の学習会でその機能の一部を分かり易く紹介していただきました。
学習会の内容ですが、よく年末になると使う「筆王」「筆まめ」など年賀ハガ
キ作成ソフトのようなものを自分で作ってしまうというものでした。
それも情報を打ち込む項目、その項目を打ち込む入力フォーム、年賀ハガキで
いうと宛名部分にあたるレイアウトもすべて自分で作ります。
ファイルメーカーは、私のようにプログラムなど一度も触れたことが無くて
も、いつの間にかプログラムを作っているらしいのです。
修了証にとどまらず、その情報(データ)を管理することで、今後の活動に
も役立てることも出来そうです。
[三上]
- DBを使った「修了証」作りの講習会、私にとって非常に新鮮なものでした。
DBといっても、さてどんなソフトを使うのか分かりません。
「プログラムの経験がある人はすぐ理解できるはず」を聞いても、最初はちんぷんかんぷんでした。
講習では、ファイルメーカーソフトを使ってデータベースと最終形フォーマットをまず作りました。
この任意の位置に先ほど作ったデータベースの各データ項目を自動的に引き出します。
体験教室の回数を計算し、またはデータソースからリンクして項目
(氏名、しょうがい者か、高齢者か等)
及び、テキスト文章やサポーター名等を表示させるものでした。
なんとも便利なソフトであると認識しました。
以前エクセルで資料を作成した際の事ですが。
項目名と番号からなるデータソースを作り、
別の一覧表作成の際にこの番号を必要なセルに打ち込むと、
データソースにリンクして項目名が表示されるというものを作成したことがあります。
このシステムに似て非なる、更に進んだものではないかと思いました。
しかし、受講者の個人情報もデータソースに作るので、その管理も十分
注意しておく必要を感じました。松永さん有難うございました。
[富田]
- データベース学習会、内容はつかみきれませんでしたが、
本当に楽しく、無知な私にも分かりやすく、とは言え1回や2回では!
私に完成したものが、作れるようになるかは?ですが、
松永さんの、分かりやすい解説、勉強のし甲斐が有りました。
[平]
*一部読みやすく修正しました。
パソコンボランティア青梅 - 作成日2006/05/13 - 最終更新日2006/06/08 -