青梅市市民提案協働事業 報告
報告書表紙
「目の不自由な方のためのスマホ・タブレット活用促進事業」
2018年5月25日
実施団体:パソコンボランティア青梅
担当課:健康福祉部 障がい者福祉課
事業の概要報告
事業の報告
障がい者福祉課の皆さんとの協働で「目の不自由な方のためのスマホ・タブレット活用促進事業」を行いました。
目的は目の不自由な方がスマホ・タブレットを生活用具として利用できるようにすることです。
当会では、広報活動、機器の準備、教育の実施を行い、障がい者福祉課さんでは広報活動を行って頂きました。
教育の実施については、8ヶ月間合計17回の教室を実施しました。
きめ細かくサポートするために受講者には1対1でサポーターが付く形式としました。
スマホ4台、タブレット3台、合計7台の機器を用意し、自宅でも利用できるようにネット回線契約費用を助成して頂き、貸し出しを行いました。
これは全国でも例のない手厚い教室であったと自負しています。
一般受講者7名、聖明園受講者10名に対し、スマホ・タブレットが、生活に大変役立つことを認識して頂くことができました。
聖明園においては受講者に便利なように出張教室の形態としました。
受講者用にデイジー図書つまり視覚しょうがい者が読みやすい形式の学習書・ハンドブックを作成し、お渡ししました。
事業の概要図

スマホ・タブレット教室の風景
スマホ・タブレット教室の様子をビデオにしました。
青梅市との協働事業のスマホ・タブレット教室の風景
スマホ・タブレットの操作デモ
スマホ・タブレットで視覚しょうがい者が操作する様子をビデオにしました。
スマホ「OCR」アプリの操作デモ
スマホの「OCR」アプリを使って、資料の写真を撮影して文字に変換して読み上げる操作をご覧いただけます。
スマホ「OCR」アプリの操作デモのビデオ
スマホ「ユニボイスブラインド」アプリの操作デモ
スマホの「ユニボイスブラインド」アプリを使って、ユニコードを読み取って、登録された文字を読み上げる操作をご覧いただけます。
スマホ「ユニボイスブラインド」アプリの操作デモのビデオ
今後の当会の方針
- 教室の継続
- 個人の事情に合わせたサポート
- 積極的な情報発信や趣味も含めたサポート
- 音声マニュアル(デイジー図書)の強化
青梅市への要望事項
- 視覚しょうがい者のスマホ・タブレットの購入の助成
- 視覚しょうがい者のアプリ購入の助成
- 音声コードの活用のお願い
- パソコンボランティア青梅との協働継続のお願い
- 無料スマホ・タブレット教室の情報提供